きらら展に行った
まんがタイムきらら展に行った。
ヒストリー
入ってすぐのところとにきらら系列の雑誌が並んでいる。
最初の方は原色が多く、きゆづきさとこ先生の異色さが目立つ。
コルクボードに付録が飾られている。
『ご注文はうさぎですか?』のクリアファイルが6枚並んでいて、『NEW GAME!』の付録も数点あったが、全体で20点くらいしかない。
これまでの付録がすべて飾られているのか一部だけなのかは分からなかったが。
コミケで頒布された小冊子も並んでいたが、表紙が見えるだけだった。中身は無理でも裏表紙くらいは見たかった。
描き下ろし展示
イラストとマンガが大きくてきれいなので、それだけで満足感がある。
古い方は知らない作品も多いが、色々な作品があったと分かって楽しい。
展示は雑誌ごとに別れているが、キャラットの紹介文に、
当初は女性向けの紙面を目指したが徐々に方針転換して今に至る、といったことが書いてあるのに笑った。
他の雑誌の紹介も、他人事というか一歩引いた感じに書いてある。
棺担ぎのクロ、GA 芸術科アートデザインクラス
『クロ』は暗く落ち着いた配色でゆったりしている。展覧会に来た人に挨拶をするというメタネタ。
『GA』はパステルな配色で、枠線や紙面を使うメタネタ。
2作品で色遣いやネタが対照的で凝っている。
ふおんコネクト!
雑誌の倍くらいの大きさだが、それでも細かい書き込みがあるのはさすが。
スロウスタート
ちびキャラが大きいのが可愛くてにやついてしまう。
コドクの中のワタシ
パンドラの箱は初期案からあったのか、この展示のために出したネタなのかが気になる。
ワンダフルデイズ
連載時より絵柄が丸っこくなって、サチが幼く見えるし壱が可愛らしい。
R18!
大オチがひどくて笑ってしまった。
他の作品も割とコンプライアンスがゆるい。昔の方がゆるい感じがある。
アキタランド・ゴシック
メイン4人と一緒に一つ目のかぶり物をした監督がいる。モブ代表……?
ステラのまほう
イラストには出てこない(猫の被り物をしている?)がマンガではメインになるはーちゃん。
ご注文はうさぎですか?
素晴らしい。
まちカドまぞく
4コマが非常にうまい。
1本目の1~3コマで作品のあらすじを紹介し、2本目に夢・希望・勇気・ときめきを織り込み、
桃とシャミ子の関係を示し、その上で4コマ目は落ちている。
イラストは、桜の後ろ姿にシャミ子の尻尾が重なっているのが目を引く。
空の下屋根の中
枠線が手書き(?)で、あまり夢のないマンガの内容とも相まって、展覧会場らしからぬ穏やかさが良かった。
ビビッド・モンスターズ・クロニクル
リアルの4人とゲーム内の4人が並んでいるイラストが感動的。
おちこぼれフルーツタルト、ハナヤマタ
模様や色遣いは似ているが、『フルーツタルト』の方が鮮やかなのがアイドルらしい。
うらら迷路帖
千矢が緑地に黒い線の入った着物を着ているのが、本編の内容と合わせると不吉に思えて仕方ない。
ドローイング
人物が非常に多い『NEW GAME!』、ローストビーフ丼の存在感が強い『幸腹グラフィティ』、『衣装が細やかな夢喰いメリー』
と、三者三様なイラストだった。
肉の質感や米粒の色合いを延々と微調整するが川井先生が面白かった。
ショートアニメ
2,3分の中に20人くらいのキャラが出てきて、楽しいが頭が混乱する。
何周か見たが、『もっかい!』の遊のインパクトが強すぎて他が吹っ飛んでしまう。
きららファンタジア
設定画は図録にもほとんど収録されていないのでレア。
『ステラのまほう』、特に裕美音の設定画は補足の言葉が多い。花言葉の解説や「バラです(バラです)」には、くろば先生のオタクみが溢れている。
丈槍由紀の設定画に「きららアプリキャラデザ」と書いてあったのは、正式名称が決まる前のものなのだろう。
スペシャルコーナー
パネルと一緒に撮影できる部屋だったが、狭いのもあってか、ほとんどの人がパネルだけを撮っていた。
ココアのパネルの前にココアのドールを置いて撮影してる人はいた。
かおす先生だけシルエットが崩れているの可愛い。
壁にはきらら作家のサインとイラストがあって、こっちも撮影スポットだった。
顔がバグってるひとり・それを見てドン引きの七瀬・心配する桃音の並びがお祭り感あって好き。
混雑
入場は待たずに入れ、物販は30分待ち。会場内にはそこそこ人がいたが、展示はそれなりに落ち着いて見れた。
作品数が多いので人が溜まるところと空くところができていた。
『ステラのまほう』と『ご注文はうさぎですか?』が並んでいるところ、入口そばにある『けいおん!』、『NEW GAME!』のドローイング、が特に混んでいた。
図録
展示されていたイラストとマンガがフルカラーで収録されてて豪華。
「おしえて!きららファンタジア」が出版物に載るのもたぶん初めて。
あfろ先生のインタビューは、デビュー前の話や、前2作と後2作の違いなど、広く突っ込んだ話をしていて面白い。
インタビュアーがうまい。
まとめ
これだけ多くの作品が揃うとそれだけで楽しい。
きらら系列でも知らない作品がまだまだあった。